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リタリン 成分(一般名) : 塩酸メチルフェニデート リタリンの効能ナルコレプシー。 リタリンの概要リタリンは我が国では1958年に認可が下りた「精神賦活剤とか「精神刺激剤」とか言われる類のクスリです。 リタリンは脳の中枢神経を興奮させ、精神活動を高めるという働きがあります。服用後、すぐに気分が高揚して、 うつ病の場合などは一時的にですが鬱から抜け出すことが出来るというのが大きな特徴です。ただし、現在リタリンは現在はうつ病には処方できなくなっています。 リタリンはかつては抗鬱剤があまり効いていないときや、ナルコレプシー、注意欠陥多動性障害などに効果があるとされ、処方されていましたが、あくまでリタリンは対症療法(病気そのものを治療するのではなく、 病気による症状や苦痛を取りあえずやわらげる方法です。)の薬であり、鬱病などを治す働きはありません。 例えれば、リタリンはドーピングと言ったところでしょうか。 医師によって、リタリンへの評価は二分されると思います。「絶対処方しない派」と 「やむを得ない場合には処方する派」。前者は、リタリンの依存性を危惧して処方しないといった感じ。 後者の場合は例えば、ナルコレプシーで活動する気力をも失ってしまい、ずっと布団の中で一日を過ごしてしまう様な方々に 対して「引きこもり」になってしまうよりはまだマシであるなどと判断した場合に、やむを得ず処方することもあると いうタイプ。 傾向としては都市部に乱立するクリニックの医師がリタリンを処方しやすいようですが、現在ではリタリンの流通が厳格化され、登録した医師しか処方できなくなっています。 しかし、リタリンが欲しくて自らを「ナルコレプシー」だとか偽って医師に「リタリンくれ!」 とアタックする方々も多いようですが、 ことごとく撃沈しているようです。 昨今ではリタリン処方の規制が厳しくなり、簡単には処方されないクスリにリタリンはなりました。 リタリンは覚醒剤のようなその効き方から、あまりにもリタリン乱用の問題がマスコミなどでクローズアップされたため、 99年にリタリンの発売元のノバルティス・ファーマはリタリンを再評価し、リタリンの処方基準を厳しくしたのです。 そして2007年には、東京クリニックなどがあまりに安易にリタリンを処方していたとして、リタリン乱用が問題となりうつ病への処方が禁止となりました。 実際、リタリンは「合法シャブ」とか「ビタミンR」とか呼ばれており、悪名高い薬として知られるようになりました。 ちなみにリタリンをうつ病に適応していたのは日本だけという現実もあります。 リタリンの薬価は1錠あたり10.9円なのですが、ウラでは1錠500円くらいで流れているとかいう話もあります。 左の画像のように、リタリンは瓶入りの10mg錠か、粉薬のタイプのクスリなので小袋に入れて処方されます。 リタリンの副作用と問題点リタリンは前述しましたように、依存性が高く、危険なクスリと言われています。リタリンは服用後、 すぐに気分が高揚するのが特徴なのですが、こういった、速効で効く薬というものは依存に陥りやすいのです。 しかも、リタリンは耐性が付きやすく、しばらく服用していると「もっと欲しいなぁ…」という感覚が生まれます。 実際に依存が深刻になり、複数の医者を廻って大量にリタリンを手に入れようとする、いわゆる「リタラー」とか 呼ばれる方々もいます。ここを我慢することが大切です。リタリンの服用のし過ぎが心臓発作を招いたとの報告も海外ではあります。 リタリンは服用後の気分の高揚感から、遊びや個人売買に使われているという話があり、麻薬指定化されるのではという噂があります。 本当に必要としている人が困りますので、リタリンを遊びに使うのだけは止めて下さい…といいましたが、こういったことが発端で、発売元のノバルティス・ファーマはリタリンをのうつ病を取り下げることになってしまいました。 リタリンが効き過ぎた場合には気分が高まりすぎて、緊張感や慎重さが低下することがあります。 リタリン服用後は車の運転、危険な仕事、高所での作業は控えた方が良いと思われます。また定説では「リタリンは午後3時以降に服用すると眠れなくなってしまう」と言われていますので、 リタリンの夕刻以降の服用もまた、控えた方が賢明のようです。 リタリンへの私見私の場合は、リタリンが出される前は、ナルコレプシーで、朝起きられず、日中の眠気にも悩まされていました。 いろいろ薬は試したのですが特にこれといった効果が無く、リタリンが処方されました。 リタリンを飲むようになってからは「朝、布団から出られない」 「気分が重くて何もしたくない…」 ということが減りました。引きこもり寸前の状態だったので、リタリンには助けられましたが、これは依存に陥ると大変なクスリです。安易に用いるべきではありません。 そして、リタリンは持続時間が3時間程度と、かなり短いクスリです。こうした短時間作用型のクスリは、薬効がシャープな分、服用した者は自分の意識の変容を実感できるため、依存に陥りやすいのです。 しかし、こういうタイプのクスリは、クスリが切れたときの気分の落ち込みもまた大きいのです。うつ病患者の場合は、気軽に鬱の波から抜け出すことが出来るのですが、リタリンが切れた後、どん底を味わうことになるため、躁鬱の落差が大きくなっていきます。 よって、リタリンはいくらでも欲しくなるクスリとしても知られています。しかし、散々と依存の心配を書きましたが、リタリンが足りない! と思った時にブレーキをかけて、そこで服用を止めておけば、即、依存ということはありません。 リタリンと上手く付き合うには、ある程度の我慢とテクニックが必要だと思います。 |
