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トリプタノール 成分(一般名) : 塩酸アミトリプチリン トリプタノールの効能うつ病・うつ状態。神経痛。片頭痛など。 トリプタノールの概要トリプタノールは我が国では1961年に認可が下りた、昔からある非常にポピュラーな抗うつ剤ですから、 ラントロン、アミプリン、アトリプタール、ノーマルン、塩酸アミトリプチリン錠などといった ジェネリック品が多く出ています。 巷ではトリプタノールは最強の抗うつ剤であると言われています。 トリプタノールは「三環系抗うつ剤」とカテゴライズされていて、そのトリプタノールの作用の仕方は 脳内の神経伝達物質である「ノルアドレナリン」や「セロトニン」の流れを良くして意欲を高めたり、 不安感をやわらげたりするといわれます。 トリプタノールの抗うつ剤としてのポジショニングとしては、「元気を出す」というよりは、 「不安・焦燥」を鎮めてココロを穏やかにするといった形に作用するものです。 トリプタノールはその強力な鎮静効果で緊張などをほぐす作用もあるので、鬱病に限らず、 パニック障害、摂食障害などの症状の緩和にも応用的に使われるようです。 トリプタノールの服用量ですが、セオリーでは1日150mgとされていますが、 225mgから場合によっては300mgまで増えることもあります。 また、トリプタノールの鎮静作用は前述のように大変強いので、それを応用して熟眠を促すために 夜寝る前に多く飲むといった処方もあるようです。 トリプタノールの副作用前述の通り、トリプタノールは作用が強く、最強の抗鬱剤であるとも巷では言われており、 うつなどの症状の改善に良い効果が期待できる製品なのですが、効き目も最強な代わりに、 トリプタノールの副作用も抗うつ剤中でも最強であるようです。 トリプタノールの副作用としては、「抗コリン作用」というものがあります。 抗うつ剤というものは、前述の通り、セロトニン、ノルアドレナリンにだけ働けばそれでいいのですが、 3環系の抗うつ剤というものはアセチルコリン受容体というものに結びついてしまって、 その結果、余分な副作用を起こしてしまうのです。抗うつ剤がアセチルコリン受容体と結びついてしまうと、 心臓の動きが抑制されて胸が痛くなったり、内臓の筋肉の収縮を促します。 例えば、腸の運動が活発になってしまうと、大腸で水分が吸収されすぎてしまって、 便の水気が無くなってしまい、便秘に陥るケースが多くなるというものです。他にも多い副作用 は、口渇、かすみ目、尿閉などですが、これも体内から水分が奪われてしまうことによって起こるのです。 その他にも「抗ヒスタミン作用」という副作用もあります。これは、過敏になってしまった神経 を鎮静化させる働きなのです。不安・焦燥感が強い方には、この作用がプラスに出るのですが、 これが悪い方向に出ると、服用後の倦怠感や眠気といった副作用になってしまうのです。 強力な抗うつ効果が期待できるけれども副作用が多いという、トリプタノール は諸刃の剣的なクスリです。 また、この「抗うつ剤の中でも最強クラスの抗うつ効果をもつトリプタノールが効くか効かないかでうつ病かどうかの判断基準にしているという話も聞いたことがあります とにもかくにもトリプタノールは『最強の抗うつ剤』といっても過言ではないでしょう。仮にこれが効かなかった場合は、うつ病以外の疾病を疑ってもいいかも知れません。 実際に、トリプタノールが効くか効かないかで鬱かどうかを判断材料にする医師もいるようです。 また、トリプタノールは飲み過ぎによって、 死を招くことがあります。自殺願望がある患者さんの場合はクスリの管理をきちっと 頼れる人に頼んだ方が無難です。 トリプタノールへの私見トリプタノールを飲んでいた感想としては、 「とにかく口が渇くけれども気分が落ち着いて、嫌なことなどを気にしなくなった」 といった感じで、私の場合は、口渇以外はそれ程ひどい副作用も起きていないので、 トリプタノールは体質的にも合うクスリだと思っています。ただし、服用後に眠くなる…というよりは怠くなりました。 |

